第4回 『愛され沼へようこそ!』無意識にやってる「人が離れる行動」を科学で解明&改善プロジェクト 

 


【第4回】会話の神様 vs 話泥棒。あなたの言葉は橋を架けてる?それとも壁を作ってる?

 さあ、いよいよ実践編!あなたの内なる世界が、いかに「言葉」という形でダダ漏れになっているかを見ていきましょう。あなたはどっちのタイプ?

【愛される人=会話の神様】

  • 聞き方: 超高性能な共感アンテナで、相手の言葉の裏にある「感情」を受信。「へぇ!」「それで?」「大変だったね…」の相槌が絶妙。

  • 話し方: 「ありがとう」が口癖。人の良いところを見つける天才。「すごいね!」が具体的。たまに自分の失敗談を話して場を和ませる。

【人が離れる人=話泥棒】

  • 聞き方: 相手が話してるのに、次に自分が何を言うかしか考えてない。すぐ「要するにこういうことでしょ?」と話を奪う。

  • 話し方: 会話の主語が常に「俺が」「私が」。愚痴、不平、自慢の三点セットが大好き。「でも」「だって」「どうせ」が相棒。

 怖いのは、これって無意識に行われていて、自分では中々気が付けないのです。でも大丈夫。次回は、この「話泥棒」から足を洗い、「会話の神様」にジョブチェンジするための具体的な技(テクニック)について解説しちゃいます♪


【おまけコラム】なぜ「正論」を言う人は嫌われるのか?共感と正しさの心理学

 あなたの周りにもいませんか?言っていることは全部正しい。非の打ち所がない。でも、なぜかその人と話していると疲れてしまう…。「正論マン」が嫌われてしまうのには、ちゃんとした心理的な理由があります。

 それは、人がコミュニケーションに求めているものが、必ずしも「正解」ではないからです。特に、誰かが悩みや愚痴を話す時、その人が本当に欲しいのは「解決策(正論)」ではなく「感情の共有(共感)」であることがほとんどです。

 例えば、友人が「仕事でミスしちゃって最悪…」と落ち込んでいるとします。ここで「なぜ確認しなかったの?次からはこうすればいいよ」と正論を返すのは、火に油を注ぐようなもの。相手はアドバイスが欲しいのではなく、「そっか、それは辛かったね」「大変だったね」と、自分の気持ちを受け止めてほしいのです。

 この「共感」のステップをすっ飛ばして正論を突きつける行為は、相手に「お前は間違っている」「そんなことで落ち込むなんて馬鹿だ」という隠れたメッセージを与えてしまいます。良かれと思って言ったアドバイスが、相手をさらに孤独に追い込んでしまうのです。

 会話はディベートではありません。相手を論破しても、そこには何も生まれません。まずは相手の感情に寄り添う。正論を言うのは、そのずっと後でも遅くないのです。


「本記事は、公開されている情報や報告書を参考にしつつも、筆者の個人的な見解や解釈を交えて構成しています。査読を受けた学術論文ではありませんので、学術的なエビデンスとしての利用はお控えいただけますようお願いいたします。」

【監修:Nカウンセリングオフィス

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